桜の花びらが夜に

宝塚歌劇団、小説、アイドルのことなどを書きます。

美しい水もしたたる狼(花組Aqua Bella!!配信感想)

 雪組さんfffのムラ千秋楽が終わり、だいきほトップはじめ雪組ひいては宝塚歌劇団への愛が高まっている今日この頃です。どうにかして東京で観劇したいのでがんばってチケット取る。

さて、本日は1/29(金)に行われた水美舞斗様スペシャルライブ『Aqua Bella!!』の配信についてです。遅くなりましたが感想書いていきますよ~

オープニング

1.CRUZEIRO!-piano ver.-(『Senhor CRUZEIRO!』より)*水美さんソロ
2.Stand Up!(『Senhor CRUZEIRO!』より)
あいさつ 

 まずは静かなピアノの音色にのって、水美さんが躍るところから始まります。豹柄のスーツから滲むワイルドな色気たるや。クルゼイロの悲喜こもごもが表情や振付で表されていて、息を詰めて見入ってしまって、水美さんのダンスが好きという気持ちが序盤から最高潮です。続いては同作品からの1曲で他の出演者4人も加わり歌い踊ります。5人が1列になって肩に手を置いて一緒に仰け反るところとかかわいかったな。

スーツコーナー

3.I LOVE YOU(尾崎豊)*水美さんソロ
4.EL TANGO ARGENTINO(『タンゴ・アルゼンチーノ』より)
 *帆純さん、侑輝さん、朝葉さん、二葉さん
5.Feeing Good(Michael Bublé
6.Night And Day(Cole Porter
 *ダンス:水美さん、朝葉さん、二葉さん 歌:侑輝さん

 尾崎豊さんの曲は、水美さんご自身がお好きな曲とのことでした。色気とはじける笑顔が堪能できて幸せ。。先ほどまでとは打って変わってシックなスーツで、しっとり大人っぽいナンバーが続きます。「Night And Day」で朝葉さんと二葉さんの腰をそれぞれ手で支えたところ、包容力溢れすぎててお二人と代わっていただきたくなってしまった。そしてハット投げたーーーー!流し目ーーーー!ウィンクしたーーーー!(語彙力)。ふう。しかし水美さん、黒地に白ストライプのスーツで赤いネクタイをして、片目を隠すように被るハットに添えた手!の!節!!壮さんとのスカステトーク リクエストDXを思い出しますね。

ミュージカルコーナー

7.EXCITER!!(『EXCITER!!』より)
8.朝日が昇る前に(『華麗なるギャツビー』より)*帆純さんソロ
9.Aimer(『ロミオとジュリエット』より)*水美さん、二葉さん
10.A Whole New World(『アラジン』より)*水美さん、朝葉さん
11.闇が広がる(『エリザベート』より)
 *水美さん、帆純さん/侑輝さん(回替わり)
12.私だけに(『エリザベート』より)*水美さんソロ
13.民衆の歌(『レ・ミゼラブル』より)
トークタイム(1) 

 「EXCITER!!」イントロが流れた瞬間ガタッッッて立ち上がりかけた。いや、実際には椅子の上で飛び跳ねた。どこかでやるだろうと予想はしていたけれど、予想以上にカッコよかったです。個人的には、「火傷するような Excite Love」の前の「ah~」と「気絶するような Excite Kiss」の前の「uh~」が、ウィスパーボイス気味だったのがたまっらなく好きでした。一気にアダルティになってましたわよ……。キメポーズも足はすっと伸びていて体も前も向いているけど右腕と左に向けた顔の角度が絶妙でため息。

 帆純さんのお歌も素敵でした。今回知っている曲が全然なくて花組に関する知識不足を痛感しつつ(ギャツビーは雪組さんですね)次の「Aimer」はこれまた、やった!と思いました。星組のロミジュリめちゃめちゃ楽しみ~。そ、し、て、水美さんとゆゆちゃんのダンスが、リフトが、え今おでこコツンてしたよね!!?きゃ~~~~~。お二人とも幸せそうにロミオとジュリエットを演じながら踊ってくださるからもう、幸せで胸がいっぱいになって泣きそうになりました。ことのちゃんとの「A Whole New World」は通して歌ってくださって聴き惚れました(Aimerはダンスメインで歌は終盤のみ)。最後お二人が揃って微笑んでらっしゃったのもよかったなぁ。だからこそ次の「闇が広がる」で裾を翻して振り返った水美さんの冷たい目のインパクトが大きくって。闇広やるのまでは明日海さん時代に公演は経験してらっしゃるし予想していたんですけど、次の「私だけに」はイントロ流れた瞬間え?って声が出ました。まさか水美さんのトートとシシィどちらも聴けるなんて誰が想像しました??終始声がキレイ。水美さんてお話される時の声も低い方だと感じていたのでまさか娘役さんの曲を歌ってくださるとは……それにですよ、声が変わるだけではなくて、腕の挙げかたや胸の張り方でからだの雰囲気も変わっておられたのが印象的でした。「私だけに」も次の「民衆の歌」もどちらも後ろを向いた状態からはじまるのですが、前者は少し俯きながらゆっくりと、後者は素早く振り返ってクッと顔をあげて両腕を広げるんです。すごい、水美さんすごいな~~~~。「列に入れよ」から4人が並ぶところも壮観でした。

 18:00公演のトークタイム終盤では水美さんが他のメンバー4人についてお話してくださって、「なんて真っすぐで、なんて努力家な子なんだろう(ゆゆちゃん)」「自分のことは後からで、まずは人に手を差し伸べてくれる優しい子(ことのちゃん)」「彼女の世界観が大好き(侑輝さん)」「みんなのことをまとめ私のことを支え自分のことをしっかりしてくれた(帆純さん)」と……仲良しなカンパニーだったのだろうなぁと、にっこりしながら聞いていました。

Spanish・Latinメドレー

14.バレンシアの熱い花(『バレンシアの熱い花』より)
 *帆純さん、侑輝さん、朝葉さん、二葉さん
15.炎の妖精(『去りゆきし君がために』より)
16.Apasionado!!(『Apasionado!!』より)
17.CONGA!!(『CONGA!!』より)
18.El Cumbanchero(Rafael Hernández Marín)*水美さんソロ

 朝葉さんと二葉さんのドレスが、裾が斜めになっているんですが、朝葉さんは向かって右から左(↙)に、二葉さんは反対(↘)と、並んだ時に対になるのが綺麗で…これ伝えられてます?冒頭の「バレンシア~」からはじまるフレーズを4人が順に歌い継いでいくのもよかったです。って思ってたらオラオラな水美さん登場~!オールバックの髪型も素敵です!お衣装だけじゃなくて髪型も変えてくださるタカラジェンヌって凄い。「炎の妖精」と「Apasionado!!」でもウィスパーボイス炸裂してました。必殺技みたいな言い方をしましたが私は毎回「はうっ」ってなってますよ水美さん。そして「Apasionado!!」でゆゆちゃんが屈んで歌ってるときに肩に腕を乗せましたね?ゆゆちゃんが「…え?」って水美さんの方に顔を向けて目が合い、そしてお二人とも顔を前に向けて微笑むところまでまるっとかわいい~~~好き~~~。……一旦落ち着きますね。

続く「CONGA!!」は蘭寿さんトップ時代の名曲。楽しそうに歌う水美さんと4人と一緒にノリノリでした。こうした様々な機会に名曲が歌い継がれていくのも宝塚歌劇のいいところですよね。「El Cumbanchero」は事前にタカニュでセトリ入りが明かされていて楽しみにしていました。溌剌としていてアツくてアダルティな水美さんがカッコよかったです。

お歌のコーナー(?)

19.You Raise Me Up(Secret Garden)
 *帆純さん、侑輝さん、朝葉さん、二葉さん
20.I NEED U-Japanese ver.-(BTS 防弾少年団
トークタイム(2) 

  前のコーナーからはガラッと雰囲気を変え、真っ白な衣装に身を包み登場した4人。朝葉さんお歌めっちゃ上手…!しっとり楽しみました。「I NEED U」は水美さんが好きだと仰っていたBTSさんの曲かな?と思ったらアタリでしたね。水美さんがやりたい曲を詰め込んだライブショーを見せていただけているんだなと思って嬉しかったです。

トークタイムは毎回テーマを決めてお話してくださり、18:00公演は【私たちを動物に例えると】でした。水美さんはシュッとしたお顔立ちと常に周りに誰かがいる(群れをつくる)ところから「狼」だそうで(by帆純さん、侑輝さん)、他にも立ち姿がキレイなことやお化粧の色味が似ているところから「フラミンゴ」(by朝葉さん)、現実にはいない生き物で凛々しさとか憧れを感じるところから「ケンタウロス」(by二葉さん)。この時のお話から水美さん、カテコでみんなを呼ぶときに「OHH~~~」と狼の真似をしてらっしゃいました。ちなみに12:00公演のテーマは【みんなの長所について、簡潔に、パパパッと】(by帆純さん)でした。

エンディング

21.愛する君へ(水美さん作詞曲) 

 歌詞は水美さんの著作物ですので載せることはできませんが、「僕」(=水美さん)から「君」(=私たちファン、だと思っていいですよね)への愛の歌だと思います。「僕」が悩んでいるところから、未来への決意を語るまでの流れが明快で、指示語と接続語を組み込んでていねいに編まれたことばから、水美さんの人柄が窺えるようでした。

「君と見たい/見せたい/見よう一緒に」と、まだ見ぬ未来を示してくださる水美さんから「これからもそばにいて」と言われてしまったら、否、言われずとも、そばにいます。こちらこそありがとうございます、の気持ちでした。

アンコール

22.ありがとう(いきものがかり
あいさつ、カーテンコール 

  最後まで「ありがとう」をたくさんたくさん伝えてくださる水美さんの選曲。「I NEED U」からの白いお衣装に、紫色のスカーフを首に巻いて登場されたところもきゅんとしました。 

まとめ

 楽しくて幸せでした。13:00-14:30と18:00-19:30を見たので初めてマチソワした感覚を味わいました。合間の時間は曲を調べたりとか走り書きのメモを見返していたらあっという間でしたね。ディナーショーからスペシャルライブへと形を変えたものの、お客様がその場にいる状態で無事に開催され、そして宝塚と東京ともに無事に幕が下りて本当によかった。

これからも、水美舞斗さんと出演者4人のお姿をたくさん劇場で観たいなと思いました。